お役立ち経営情報 2016年5月

クラウドファンディング その2 クラウドファンディング5つの類型

日本のクラウドファンディングのビジネスモデルを「資金提供者への金銭的リターンの形態」という切り口で分類すると、①寄付型(リターンなし)、②購入型(金銭以外の財 物)、③融資型(金銭)、④ファンド投資型(金銭)、⑤株式投資型(金銭)の5つに分けることができます。

■クラウドファンディング5つの類型

①寄付型
②購入型
③投資型(融資型)
④投資型(ファンド投資型)
⑤投資型(株式投資型)

1寄付型クラウドファンディング

被災地や途上国支援など、社会意義の高いプロジェクトに対して寄付を行うことができるのが寄付型クラウドファンディングです。基本的にリターンはありませんが、プロジェクトによって、サイト内で活動報告などを閲覧することができます。

寄付型クラウドファンディング
(出所:平成25 年6 月26 日 金融審議会 事務局説明資料)

2購入型クラウドファンディング

最新の技術を用いたプロダクトや、ユニークな映画やイベントなど、バラエティに富んだプロジェクトに対して支援を行うことができるのが購入型クラウドファンディングです。
リターンとして、支援金額に応じた商品やサービスのチケット等が手に入ります。リターン目当てで支援するユーザーが多く、商品やサービスの先行販売サイト的な役割を担っています。 購入型クラウドファンディング
(出所:平成25 年6 月26 日 金融審議会 事務局説明資料)

3融資型クラウドファンディング

寄付型・購入型に比べると日本での浸透度は低いですが、実は世界のクラウドファンディング市場シェアが、最も高いのが融資型クラウドファンディングです。
投資家から集めた資金で、資金調達ニーズのある企業に対して融資を行います。小口の資金を集めて大口化することにより、これまで個人にはハードルの高かった不動産投資や海外投資などの好条件な投資案件に参加できるようになります。
リターンとして返済金利の一部が分配されます。 融資型クラウドファンディング
(出所:平成25 年6 月26 日 金融審議会 事務局説明資料)

4ファンド投資型クラウドファンディング

応援したい事業者に対して、匿名組合を通じて投資をすることができます。リターンとして、契約期間中の売上の一部を分配金として受け取ることができます。また、投資家特典として、投資先の企業の商品やサービスがもらえる場合もあります。
このスキームでは、投資家(匿名組合員)と事業者(営業者)との間で匿名組合(ファンド)契約を締結し、プラットフォーム運営会社が仲介業者となり、投資者(匿名組合員)が事業者に出資し、その事業者の営業から生じる収益の分配を受けるものです。このスキームを活用した例では、ミュージックセキュリティが運営する「セキュリテ」が有名です。 ファンド投資型クラウドファンディング
(出所:平成25 年6 月26 日 金融審議会 事務局説明資料)

5株式投資型クラウドファンディング

金融審議会において議論されていることにより注目が集まっているのが、この株式投資型クラウドファンディングです。法改正により、インターネット上で、未上場の株式を購入することができようになりました。投資家保護の観点から、現時点では、一人当たり50万円以下、発行総額1 億円未満という数字が提示されています。 株式投資型クラウドファンディング
(出所:平成25 年6 月26 日 金融審議会 事務局説明資料)

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